2016.10.16 チャレンジサーキット@日光サーキット /駒屋さん
※注意※
ごっつ長文です。でもおもしろいので、最後までご覧ください ゆみぼん
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チャレンジサーキットと出逢って早8年。
やっと、この善き日を迎えることが出来ました。
「空気読め!」「辞退しろ!」「黄色い子泣き爺め!」
などの、数々の罵言雑言は全く聞く耳持たずなのであしからず。
これまで苦難の道程でした。
☆2012年10月>しのいでの転倒
☆2015年春の陣>震災復興に関わる長期出張中@宮城県石巻市、からの日光への参加
(往復600km以上×2回)
独りの「東北道下り」が本当にツラかった。。。
☆2015年10月>チャレサ仲間のA2Cくんによる高速コーナーRVFカタパルト発射事件
そうそう、この間に結婚もしていました。後に悲劇を招くことになりますが。
10月16日(日)
AM3:00
自宅出発。その前にウチのお姫様(猫)たちのトイレ掃除・ご飯の準備を済ませます。
「はやくかえってきまちゅからね。」
「いいこにしてまっていてくだちゃいにゃ(=^o^=)」
と声を掛け、本当に心の底から後ろ髪をひかれる想いで出発。
AM5:00
日光サーキット到着。
まだ辺りは暗闇なのに、何台もトランポが並んでいるのは見慣れた光景です。
絶望的な天気予報でも(9月がそうでした。。。)、この車列はあまり変わらない気がします。
雨が降っていると、皆さん揃って憂鬱そうな表情だけどね。
前日入りをして単独でテントを設営&駐車場所確保をしているよっさんと合流。
よっさんは既に2台のバイクも降ろし車内で仮眠中の模様。
テント内のテーブルにコーヒーセットが用意されてはいるものの、肝心のお湯が沸いていない。
「これだからツメの甘いヤツは困る・・・」
とボヤきながら、とりあえずウチも仮眠をとる。
AM6:10
起床。
よっさんがコーヒーを入れてくれます。
インスタントではなく、いつもちゃんとしたコーヒーを入れてくれるので実に美味しい。
だが熱い。熱すぎだ。
毎度のように
「全くツメが甘い。」
と、五郎丸ばりのルーティーンをこなしているところで、
今回は早朝から主催者TAKE4氏登場。
奥さんを拉致していきます。
なんでも受付嬢にするらしいのですが、
「受付婆だな、あれは。」などとは口が裂けても言えません。
住むところが無くなってしまいます。
AM7:30
MASAYAさんによるブリーフィング開始。
チャレサ初心者の頃は、MASAYAさんが主催者だと思い込んでいたり、
彼のステップバーが飛んできたことを懐かしく思い出しながら。。。
路面温度、慣熟走行からフリー走行への移行、前回ダブルチェッカーが多かったので、
くれぐれもしない様に、等などの注意事項を受けます。
ダブルチェッカーをすると世にも恐ろしい状況に陥ることを、まだこの時には知る由もありません。
AM7:55
一本目の走行前にクレバーライトさんでバンクセンサーを購入。
無駄にバンクセンサーを削って走る癖のある自分には、
リーズナブルなこちらの素晴らしい商品に大変助けられています。
今回はシールドも新調するつもりだったのですが、在庫なしとのこと。
う〜ん、残念。
好きなんですけどね、クレバーライトさんのシールド。
(再販してほしいなぁ。。。)
AM8:20
一本目。
ちょっと早目に並んだら先頭になってしまいました。
確かBクラスの先導はMASAYAさんだったはず。
ですが、姿が見えません。
トイレかな?と思っているうちに、Aクラスはチェッカーです。
MASAYAさんは相変わらず見当たりません。
(どーなってんの?)
Bクラスの旗振りは奥さんです。
ポストからグリーンフラッグで僕を指し、
「時間!GO!コース出て!状況開始っ!!」
と叫んでいます。
いや、だって先導いないし。。。
ためらっている僕の前に、女帝・ゆみぼんさん登場。
「駒屋さん先導出来る?!」
(はっ?)
「先導やって。早く。今すぐ。」
この間約1秒。考えるヒマもありません。
高額な壺や布団販売の極意を目の当たりにしたような気がします。
とりあえずコースインはしたものの、頭の中では、
(なんだ?!なんだ?!何事だ?!)
です。
このままブツブツ言っていても危ないので気持ちを整理します。
(先導は3周、ウォーマーを使っている人もいるだろうから、
あまり遅いペースでもタイヤ冷えちゃうし。。。でもツーリングタイヤの人もいるかもだし。。。)
全く整理出来ない気持ちのまま、いつものMASAYAさんのペースを思い出しながら走ります。
すると慣熟2周目で転倒された方が出てしまいました!
(ペースがダメだったのか?!速かったのか?!)
(あれっ?!走行開始したら何周すればいいんだ?!)
気が付くとヘルメットの中でずーっとブツブツ言ってます。
とても危ない近寄ってはいけない人になっていたかも。(汗)
ありがたい事に、走行開始時にはクレバーライトさん?のNSRさんに先導を代わっていただき、
僕の怒涛の如きの先導初体験は、2周で幕を下ろしました。
●2度とやりたくないです●
走行後はピットで待ち受ける主催者さんから驚愕の発言がありました。
「先導させてやったから5万円払え。」
(くれるんじゃねーのかよ。このヒト頭蓋骨割れちゃってるのか?)
そういえば、熊本地震時のチャリティリストバンドも、
「全色購入ね。一個一万円。」
とか言ってたなぁ。やっぱり頭蓋骨が割れちゃっているかなぁ。。。
さて、今年はバイクがものすごく調子良く、気持ちよく走ってくれます。
去年のチャレサが終わってからその後走らせる予定も無かったので、
チャレサに協賛している『STR(サトチャン!)』さんにメンテを丸投げしました。
F・RサスペンションのO/H、タイヤ・チェーン・スプロケ・各オイル類・クーラントの選択から、
全ての交換作業。
特にRサスはナニか秘策の加工をしていただいたようで、
今までとても気になっていたリアの不安定さが解消しました。
茂原・日光での試走に加え、軽くイントラまでしていただいて至れり尽くせり。
『STR丸投げメニューwww』
おススメですよ♪
〜閑話休題。〜
AM10:20
2本目はよっさん+CBXのフォトミッションです。
動態保存している当時のF-3仕様のCBXを後方から撮影しますが、
接近するととてもウルサイ。。。白煙出ちゃってるし。。。走行10分でトラブルだし。。。
シフトペダル付け根の鉄板にクラックが入ってグラグラになっていました。
(棄てちゃえばいいのに。めんどくさいバイク。)
との想いは胸の奥底に秘めます。
同行していた専属メカが、ありあわせのステーを使いなんとか修復、走行可能な状態となりました!
(何もしないのはカッコわるいな。。。)
誰も見ていない隙を狙って、僕も
8速ミッションに改造します。
こんな献身的な僕の影の努力を、
「なにやってんだっ!ジジィ!!」と罵倒するよっさんには、いつか天罰が下るに違いない。
AM12:20
3本目もCBXのフォトミッション。同クラスの方にはご迷惑だったと思います。
遅きに失した感もありますが、この場をお借りしてお詫びいたします。
すみませんでした。。。
終了後に、主催者さんから本日2回目の驚愕の発言が。
「あんなとこ走っているから42秒でねーんだよ!」
「は?オレ42秒とか目指してねーし。」
「高速コーナーは三角に曲がるようにしたら、楽で早くアクセル開けられるんだよジジィ。」
(ダカラボクハ42秒トカダサナクテモイインダケド。。。)
ヘルメットの中でブツブツ言うしかありませんでした。
本日2回目の、危ない近寄ってはいけない人への変身です。
でも実は4本目に試してみたのです。
敬老精神が微塵にも感じられない言葉でのアドバイスでしたが、
彼は僕よりも桁違いに速いので間違いはないはずです。
・・・目からウロコでした。(ホントにウロコが出てきたらコワいよなぁ)
今まで怖くてアウト側に寄れなかったポイントを、意識してアウトに振ってみると。。。
ホントに楽かも。早く開けることが出来ている気もする。
我流ってのはやっぱりダメなんだなぁ。
来年はイントラお願いしてみようかなぁ、と思う次第。
AM14:40
4本目は、罵倒されながらもアドバイスを受けたラインを試行錯誤しながら走ります。
天気が良いのは気持ちがいいな♪と思いながら走行していると、
MASAYAさんと白黒チェッカーのXJRさんを発見。かなりいいペース。
なんとか付いて行きたいのですが、ストレートでは一気に突き放されます。
ライン他いろいろパクりたいのですが、付いて行くのが精一杯でそんな余裕がありません。
前走しているXJR2台に気を取られ、余裕のない状況で事件は起きました。
朝のブリーフィングで、MASAYAさんが念押ししていた
チェッカーを見落としてしまったのです。
指摘されたのはテントに戻ってからで、
チェッカーフラッグを振っていた奥さんは激おこプンプン丸です。やる気スイッチONです。
開口一番、
「ダブルチェッカーだ!腕立て用意っ!!」
「いや、前と横にバイクがあってゴニョゴニョゴニョ・・・」
「腕立て用意っ!!」
もう従うしかありません。腕立て伏せの姿勢をとります。
「イ〜チ、ニ〜イ、サ〜ン・・・」
奥さんは満足したのかコーヒーを飲みながら寛いでいます。
ゼーゼーしながら100回を終え、奥さんの顔を見ると、
「次、屈み跳躍100ね。だっせーんだよ、タコ。特科ナメてんの?」
と言われました。
まだ満足していなかったようです。
僕、ジャンケン大会に出られるのかな。不安になりました。
ヘロヘロになりながらも、なんとかジャンケン大会に間に合いました。
Tシャツは前回に購入しているので、今日はパーツクリーナーが欲しいなと。
バンクセンサーも購入したてなので来シーズンは大丈夫。
高額賞品に至っては決勝進出が精一杯。前に出て敗北者となりうつむいて戻るという、
女帝・ゆみぼんからの辱めを何度受けたことか。。。
しかしっ!今日のジャンケンはMASAYAさんだっwww!淡い期待を抱くボク。
何度かの敗北のあと、なんと
バンクセンサーをゲットしました。
今朝購入したモノと全く同じモノです。・・・・う、うれしいです(T_T)ありがとうございます。
ジャンケン大会の最後を飾るのはヘルメット!!
『協賛:事務局+日光サーキット様!』
きちんと説明を聞いていなかったことが、後々エラい事態を引き起こすだなんて
この時には露ほども思いません。
だいいち勝てるなんて思ってないし。
しかし、まさかのベスト4進出。そこでも勝ち抜け、なんと決勝へ。
相手はよっさん。身内同士の組み合わせになってしまいました。
ココで主催者乱入っ!
「お前ら空気読めっ!辞退しろっ!!」
主催者としてありえない言葉を叫んでいます。
思わず、
「金払って参加してんだろっ!コノヤロっ!!」
と、よっさんと奇跡のシンクロ返しw
高額賞品となると、いきなり人間の醜態を晒してしまう下品な僕たちでした。
決勝は2度のアイコで若干の苛立ちを覚えます。
次もアイコだったらグーで殴っちゃうか。。。
そこは大人、公衆の面前なのでグッと我慢して普通にジャンケンをします。
およよ、あっさり勝ってしまった。
苦節8年。想いは届く。願いは叶う。ドリームズカムトゥルー♪
ココに名前を書いてくださいと言われた用紙に記入し、
主催者改め、神・主催者様から説明を受けます。
「SHOEIのソリッドモデルだったらなんでもいいよ。」
「へっ?!SHOEIなの?」
「さっきも言ったじゃん。SHOEIのみっ!!」
「う、うれしいです。ありがとうございます・・・。」
(僕、Araiユーザーなのです。。。)
これにて、今年のサーキット走行は終了です。
終わり良ければ全て良しだな。。。車に戻ると何故か僕の車の前に般若がいます。
奥さんに似てはいますが、いや、あれは般若でした。
「ちょっと!あなた30年以上アライでしょうに!今のだって1年も使ってないし、その前の白いのだってほぼ新品のまま箱に入っているでしょっ!
本当に必要な人も居るかもなのに、なんで勝つかなぁ(怒)!!」
マシンガンです。乱れ撃ちです。乱れ撃ちは続きます。
「だいたいアタマ何個あるのよ。キングギドラなの?ケルベロスなの?
この前もアライのジェット買ってたじゃん。
車検も切れたバイクでどうやって街乗りすんの?え?!」
激戦を勝ち抜いたのに、ものすごい剣幕で怒られます。
目玉賞品が大目玉賞品になってしまいました。
せっかく頂いた賞品ですから、なんとか活用出来る道を探します。
出来ることなら、参加されている方に、少しでも還元できる方法は無いものかと必死です。
何よりも般若に納得してもらわないと、僕、明日から衣食住に事欠く身になってしまうのです。
そこで、頭に浮かんだのが彼!(94hamさん、同級生でした!)
走って撮影して膨大な数の画像をUPして。。。とてもじゃないが真似の出来ない事を、
毎回していてくれる94hamさんに
ヘルメットを進呈してみてはどうだろう。
ヘルメットを新調したと思って、その分撮影機材を買って下さい、と言ってみよう。
参加者の皆さんを、更にカッコよく撮ってくれるかもしれない。
ものすげー写真が撮れるかもしれない。
レポートが1件増えるかもしれないw
機材の値段とか全く知らないのに、テキトーにも程がある気もしない事もないけど。
そうと決めたので、神主催者様に相談します。
結果、申し出を受け入れていただけました。
「レポート100枚書けよ、じじぃ。」との恫喝と一緒に。
進呈先の方にも喜んでいただけました。
コレにて、ミッションコンプリート。
般若もいつものかわいい奥さんに戻りました。衣食住はなんとかなりました。ふぅ。
主催者様、スタッフの皆様、参加者の皆様、来年も元気にお逢いしましょう。
一年間ありがとうございました。
追伸>
サーキットでひたすら腕立て伏せをしている人がいたら僕です。
勇気を持って助けて下さい。冷ややかな目で見てみぬふりはしないでくださいね♪
フィクションとしては大変面白いですね〜
自作自演の演出も最高でしたよ!
ただ僕のこと悪く書くのは止めてくださいね
次回までに真実ヴァージョンを書いてもらいましょう♪
提出なき場合はチャレサ出禁です(^^)v
TAKE4
100枚には86枚足りませんが、まぁおもしろかったからよいでしょう♪
女帝